2017年05月07日
高校の数学~ 「2・3」 は、 「2X3」 のこと。~
かけ算の記号は 「X」 です、
って小学校で習う。
文字のかけ算、たとえば、a X b は 、 X を省略して、 「ab」 と書きます、
って中学校で習う。
でも、高校の数学では、
いつの間にか、数字同士のかけ算を、 X を省略して書いている。
2 X 3 を、そのまま、 X を省略すると、 23(にじゅうさん) に見えてしまうから、
「2・3」って、書く。
たとえば、 4!= 4・3・2・1 は、
4!= 4 X 3 X 2 X 1 を 意味している。
でも、これって、ほとんどの数学の先生たちは、説明もなく、当たり前のように書いていて、
私もそうだわ、と反省。
そういうものか、ってそのまま、真似して書く生徒もいるけれど、
でも、この「・」って、何?
説明してもらってないけど?
って、ここでつまづく子たちもいるのです。
マンツーマンの学習指導をしていると、そんな生徒さんの本音が聞けて、
それが私の指導者としての財産になっています。