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Posted by みやchan運営事務局 at

2017年05月20日

不登校あるある~行くの?行かないの?




不登校の子ども、学校に行くのか?行かないのか?

毎朝の戦い。

いや、朝とは限らない。

午後から行くって言ったでしょ?  行くの?行かないの?

「ん~、無理。」

放課後、みんなが帰ってから行ってみる?行ってみようよ。

「ん~、やっぱり、今日は無理。」

じゃ、明日は行こうね。

・・・終わりなき戦い。



本人は行かれない、って言っているのに、

行って欲しい親は、行く、という選択肢をそこに入れる。


本人も行かなきゃ、とは思っている、お母さんのために。

だから、行くよ、って言ってみる。

でも本当は行かれない、と思っている。


行かなきゃ、と思っているなら行けばいいだけでしょ、と多くの人は思うでしょう。


でも、行かれないのです、行くことが苦しいのです。

それが、「不登校」なのです。



行くことが苦しくても行く子もいます。

それが、「苦登校」です。

行けば、親は安心する。

でも、本人はどれだけ苦しいか。

苦登校は、「自殺」の危険があるのです。

逃げ場がないから。



つまり、

不登校の子は、自主避難しているのです。

自分を守る行動をおこしている
のです。


なに、さぼっているんだ!という叱咤を受けることがよくあるけれど、

実は、不登校は「能動的な行動」なのです。

意外と「自分」がしっかりある子が、不登校だったりするのです。


私自身、このことが理解できるまで、相当の年月がかかりました。

だから、今、真っただ中で悩んでいる人たちに少しでも伝えたいのです。

自分から動き出すのを、待ってあげて欲しいのです。


しかし、不登校も捨てたもんではありません。

「学校」とは何か、
「普通」とは何か、
「学ぶ」とは・・・

当たり前と見過ごしてきたいろんなことを、

しっかりと考えるいい機会になりますよ~
スマイルキラキラ


  


Posted by みどり先生 at 01:23Comments(0)不登校