2017年05月19日
うちの子、不登校かな?と思ったら・・・
登校促進(学校に行くことを強要する)が、逆効果の場合があります。
実際のところ、90%ぐらい(私の感覚です)逆効果です。
昔の、やんちゃで行かないタイプ、面倒だから行かないタイプは、ごくわずか。
真面目な子たち、おとなしい子たちの不登校が増えているのです。
真面目でおとなしい、にあてはまりませんか?
いやいや、親には反抗的で、という方もいるかもしれません。
でも、親に反抗するのは当たり前の年頃。
そうではなく、客観的に見て、たとえば、他の大人に対して、反抗的ですか?
いや、それはない、という子がほとんど と思います。
知って欲しいのは、
本人たちこそ、行かなきゃ、と思っていることです。
そして、行かれない自分を責めている、ということです
それなら、行けばいいのに、と思うかもしれませんが、
それでも、行かれない何かがあるのです。
いじめ、でしょうか?
そういうケースもありますが、そうじゃないケースもあります。
初めはいじめじゃなくても、長く行かれないで、
たまに頑張って行ったときに、たまに行ったことをディスられることもあります。
心の骨折と思ってください。
たとえば、足を骨折した人に、
根性を出して走れ、とは言わないでしょう?
心の休養が必要だから、休んでいるのです。
私もかつて、登校促進をがんばり、わが子を追い詰めてしまった時期がありました。
その反省からの提言です。
もう1度言います。
本人たちこそ、行かなきゃ、と思っているのです。
そして、行かれない自分を責めているのです。
だから、これ以上、周りの大人が責めてはいけません。
また、親御さんのことも責めてはいけません。
なぜなら、本人の次に自分を責めて悩んでいるからです
自分を責めないでくださいね